Story

現場を回す人間が、 現場のために作った

SHO-HANをつくったのは、システム会社ではありません。富山の製造業と京都のアパレルプリント工房——2つの拠点を毎日運営しながら、バックエンドもフロントエンドも一人で設計・実装してきた人間です。なぜそうなったのか、なぜ「要望が翌週かたちになる」のか。その背景を書きました。

2拠点運営一人で設計・実装自社で実証人物写真は載せていません
Chapter 012つの現場

富山の工場と、京都の工房。
毎日、両方を回している。

株式会社森工業は、富山県高岡市の金属加工の町工場です。1972年に事業を始め、1982年に法人になりました。FAXで届く注文書、急ぎの電話、見積の催促——町の製造業なら、どこも同じ毎日だと思います。

もうひとつの拠点が、京都営業所の SeeQ Creationlab。Tシャツやグッズのアパレルプリント・刺繍・グッズ製作を手がける工房で、お客さまからLINE・メール・電話で相談や注文が届きます。

この2つを、一人の人間が運営しています。富山と京都は離れていますし、業種も違う。共通しているのは「現場の仕事」と「事務の仕事」が、いつも同じ人に降ってくることでした。

だから、人が替わっても残るものを作ろうと思いました。SHO-HANの本棚——案件ごと・お客さまごとに積み上がる記録——は、担当が替わっても、代替わりしても、そのまま次の人に渡せます。

Chapter 02なぜ自分で作ったか

頼む相手がいないなら、
自分で作るしかなかった。

受付の窓口が増えるほど、見のがしは増えます。FAXの山から注文書をさがし、担当者のスマホの中に埋もれたLINEを確認し、夜になってから見積を作る。2拠点の事務は、そうやって溜まっていきました。

既製のシステムは「うちのやり方」に合わせて変えられず、開発を頼めば見積と納期を待つことになる。直したい所が出るたびに、また見積。現場は毎週変わるのに、システムは納品した日のまま止まっている——それが一番の問題でした。

だから、自分で作ることにしました。データの仕組み(バックエンド)も、画面(フロントエンド)も、サーバーの運用も、一人で。現場を回しながら書いたコードなので、「現場で困ったこと」がそのまま次の機能になります。

現場で困ったことが、翌週の機能になる。
頼む相手も、見積を待つ相手もいないからです。
  • バックエンドデータの仕組み・API・自動処理
  • フロントエンドPC・スマホ・タブレットの画面
  • サーバー運用構築・監視・バックアップ
  • iPhone / iPad アプリApp Storeで配信中
Chapter 03自分たちで試した

まず、自分たちの会社で使った。
数字はこうなった。

SHO-HANは、お客さまに出す前に、自分たちの会社(富山本社と京都営業所)で毎日使っています。受付をひとつにし、見積・案件・会計・出勤簿をひとつの流れにして、毎週手直しを重ねた結果です。

Office staff hours
1/3
事務スタッフの作業時間が 1/3 に。
Owner's admin time
1/5
経営者の事務時間が 1/5 に。
Fix speed
その場で直る、週で育つ
簡単な修正は即時、仕組みが絡む改善は週次でまとめて反映。2026年8月は223回反映。
Monthly closing
4時間 → 30分
会計集計。月末に4時間かかっていた締めが、毎月自動で30分に。

自動化した作業の、前と後

作業SHO-HAN前
発注(備品・メーカー)手作業でサイトを回る残量から自動で発注案
見積手打ち依頼内容から下書きが自動生成
LINE・メールの返信毎回書く下書きが用意され、確認して送る
発送作業送り状を手入力案件から送り状発行・追跡番号が自動記録
会計集計月末に4時間毎月自動で30分

※ 作業時間・事務時間は自社での実績、反映回数は2026年8月の1か月・自社グループでの実測。業種・規模により結果は異なります。

Chapter 04バトンを受け取る

「あなたのバトンを受け取る」
という合言葉。

事務の仕事は、渡す相手がいないから溜まります。事務員をもう一人雇えば給与と教育の時間がかかり、休みも退職もある。システム会社に頼めば、見積と納期を待つことになる。

SHO-HANは、その仕事のバトンを受け取るための業務システムです。FAX・メール・LINE・電話で届いたものをひとつの受付で受け取り、読み取り・仕分け・返事の下書きまで裏方が引き受ける。人がやるのは「確認して送る」だけ。そして、使いながら出てきた「ここを直したい」を、翌週にはかたちにする。

SHO-HANがやっているのは、受け取る → 覚える → 伝える → 本棚に残すの4つです。窓口から届いたものを1つの受付で受け取り、口頭の説明や案件の経緯を覚え(録音は文字起こしと要約を経てマニュアルに)、日報・ナレッジ・お客さまマイページ・今週の改善で次の人に伝え、案件フォルダとナレッジとマニュアルが本棚として積み上がる。人 → SHO-HAN → 人。引き継ぎでも代替わりでも回るのは、そのためです。

同じ町工場の人間が作って、同じ町工場の人間がお返事します。「うちの仕事でも使える?」から、お気軽にどうぞ。


あなたのバトンを、SHO-HANが受け取る。
Profileつくった人・運営会社
森 栄史(もり えいじ) 株式会社森工業 SHO-HAN責任者

富山県高岡市の本社(製造業)と、京都営業所 SeeQ Creationlab(アパレルプリント・刺繍・グッズ製作)の2拠点を運営。SHO-HANのバックエンド・フロントエンド・サーバー運用を一人で設計・実装し、自社で毎日使いながら毎週手直しを続けている。

会社名株式会社森工業(MORI KOGYO, K.K.)
所在地〒934-0093 富山県高岡市姫野404-7
代表者代表取締役 森 浩一
SHO-HAN責任者森 栄史
事業内容金属加工・製造業/業務システム「SHO-HAN」の開発・運営/京都営業所 SeeQ Creationlab(アパレルプリント・刺繍・グッズ製作)
沿革1972年 事業開始/1982年 法人設立
iOSアプリApp Store で配信中(ご契約のお客さま向け・ログインが必要です)
コーポレートサイトhttps://morikogyo.info/
お問い合わせinfo@shohan.jp(担当: 森 栄史)/お電話: 050番号 Coming soon
Contact

「うちの場合はどうなる?」から、お気軽に。

同じ規模の会社の話をもとにお答えします。ご質問だけでも歓迎です。

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